赤沢自然休養林・森林鉄道

赤沢自然休養林・森林鉄道

生活雑貨、陶磁器、キッチン雑貨の店「育てる道具ILMA+」店主です。

せっかく遠い所へ足を伸ばすのに、熱い場所へと向かう理由もなく、
夏のお出かけは涼を求めて、涼しいところへ涼しいところへと足が向いてしまうのは必然。

20100815権兵衛トンネル
そんなわけで長野県にある赤沢自然休養林にやって来たのだ。
(助手席より撮影)

中央道の伊那ICから数年前にできた権兵衛峠トンネルを使って
中央アルプスをさくっと通過。
この道のおかげで伊那谷から木曽谷まで90分程度かかる行程が
半分以下の所要時間になったとか。

20100815赤沢森林鉄道01
赤沢自然休養林内を走る観光用の森林鉄道。
この列車に片道だけ乗車して、奥にある終点駅から自然を見ながら
歩いて戻ってくるというのがおすすめのコースみたいですが、
トロッコ列車の旅を存分に体験したい人は往復乗車もできます。(料金は一緒)
ちなみに私が乗った便はほとんどが往復乗車でした。


20100815赤沢森林鉄道02
くねくね
山を走る森林鉄道だけあって急カーブが多い。
しかし、こういう構図にワクワクしてしまうのはなぜだろう?

20100815赤沢森林鉄道05
始発駅にある森林鉄道の資料館を見学。
見切れてるけど気にしない。

国有林の木曽ヒノキを運ぶ目的で、木曽谷には最盛期400kmもの
森林鉄道網が縦横に張り巡らされていたそうですが
トラック輸送の進展に従い順次廃止され、
現存しているのは観光用に復活した赤沢地区のここだけ。
(参考 wikipediaほか)

20100815赤沢森林鉄道06
アメリカ・ボールドウィン社製の蒸気機関車。
残念ながら今は使われてません。
煙突の膨らみは森林火災を起こさないため、
煙から火の粉を取り除く装置とのこと。

20100815赤沢森林鉄道03
下半分が顔に見えるモーターカー( ゚ 皿 ゚ )
フロントグリルがある点がちょっと違うものの、愛嬌のある造形は
ワーゲンバスのデザインを感じさせます。
車両が作られた当時のトレンドだったんでしょうかね。

20100815赤沢自然休養林01
今度は線路と平行する川沿いを歩いて終点駅を目指します。

とはいっても、たかだか片道1㎞強なので川に入って涼んだり、
木曽ヒノキの香りを胸いっぱいに吸い込んで森林浴をしながら
ゆっくりと歩きましょう。

たっぷり歩きたいという方は川沿いの道以外にも、いろいろコースがあります。
⇒コースマップ(click)

20100815赤沢自然休養林02
この日(8月1日)は深夜0時になっても地元は30度超えの熱い日でしたが
川に沿って冷たい風が吹き抜けるおかげで、
実測ではないですが自分的体感温度は20度くらい。

沢水に冷やされた湿度のある空気が周囲をしっとりと包んでいて
歩いていても全然苦にならなかったです。

20100815赤沢森林鉄道07


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